映画貧乏日記

映画貧乏からの脱出は可能なのだろうか。おそらく無理であろう。ならばその日々を日記として綴るのみである。

「菊とギロチン」舞台挨拶

前回のブログで書いたが、8月15日(水)、テアトル新宿にて「菊とギロチン」6時30分~の上映後に舞台挨拶があったので行ってきた。 といっても、ただの舞台挨拶ではない。題して「女相撲一座VSギロチン」。この映画は、大正末期の女相撲の力士たちとアナー…

「菊とギロチン」まだまだ・・・

7月7日にテアトル新宿ほかで公開スタートした「菊とギロチン」。前にも書いたが、オレはこの映画にほんの少しだけ製作費をカンパさせてもらった。さらに、宣伝費を募るクラウド・ファンディングにも、これまたほんの少しだけ協力させてもらった。 もちろんそ…

「追想」

「追想」池袋シネマ・ロサにて。2018年8月10日(金)午後1時20分より鑑賞(CINEMA ROSA 2/D-9)。 ~新婚初夜の若い2人の姿が呼び覚ます「もしも、あの時・・・」 シアーシャ・ローナンは、今乗りに乗っている女優の一人といえるだろう。昨年公開の「ブル…

「スターリンの葬送狂騒曲」

「スターリンの葬送狂騒曲」シネクイントにて。2018年8月6日(月)午後12時20分より鑑賞(スクリーン1/D-6)。 ~ブラックな笑いの果てに背筋が寒くなるスターリンの跡目争い 何だか最近、世界のあちらこちらで独裁的な指導者が増えている気がする。日本…

「2重螺旋の恋人」

「2重螺旋の恋人」ヒューマントラストシネマ渋谷にて。2018年8月4日(土)午後1時35分より鑑賞(スクリーン2/F-10)。 ~フランソワ・オゾンが仕掛ける謎めいて怖い心理サスペンス フランソワ・オゾン監督は、サスペンスから人間ドラマまで幅広い作品を…

「ウインド・リバー」

「ウインド・リバー」シネマート新宿にて。2018年8月3日(金)午後2時25分より鑑賞(スクリーン1/E-12)。 ~少女怪死事件をめぐる緊迫の捜査から見えるアメリカの闇 辺境地帯には様々な闇がある。それを映画の中で暴き出してきた脚本家がテイラー・シェ…

「未来のミライ」

「未来のミライ」TOHOシネマズ日比谷にて。2018年7月25日(水)午後7時40分より鑑賞(スクリーン9/F-13)。 ~妹が生まれて戸惑う男の子が遭遇する不思議な出来事 初めてTOHOシネマズ日比谷に足を踏み入れた。そこは噂通りの素敵な空間・・・と言いたいと…

「最後のランナー」

「最後のランナー」有楽町スバル座にて。2018年7月25日(水)午後5時15分より鑑賞(自由席)。 ~名作「炎のランナー」のモデルのその後の波乱の人生 フリーランスの欠点の一つがオフィスがないことだ。勤め人なら用事と用事の間がぽっかり空いた時に、「い…

「悲しみに、こんにちは」

「悲しみに、こんにちは」ユーロスペースにて。2018年7月24日(火)午後2時20分より鑑賞(ユーロスペース2/B-9)。 ~人生の岐路に立たされた少女の不安と戸惑いをリアルに 今年の夏の暑さときたら、どうなっているのだろう。暑い。猛烈に暑い。もはや日…

「グッバイ・ゴダール!」

「グッバイ・ゴダール!」新宿ピカデリーにて。2018年7月21日(土)午後1時45分より鑑賞(シアター4/D-10)。 ~世界的映画監督の結婚生活を赤裸々にユーモアを込めて描く ジャン=リュック・ゴダールといえば、言わずと知れた世界的な映画監督。「勝手に…

「クレアのカメラ」

「クレアのカメラ」ヒューマントラストシネマ有楽町にて。2018年7月20日(金)午後1時40分より鑑賞(スクリーン1/E-11)。 ~カンヌで繰り広げられる韓国人男女の愛憎劇と謎のフランス人 「それから」「夜の浜辺でひとり」「正しい日 間違えた日」と続い…

「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」

「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」新宿武蔵野館にて。2018年7月16日(月)午後12時55分より鑑賞(スクリーン1/C-6)。 ~コンプレックスを抱えた2人の少女の輝きと心の叫び 「青春映画鑑賞家」を名乗ろうかと思った時期がある。そのぐらい青春映画ば…

「セラヴィ!」

「セラヴィ!」新宿シネマカリテにて。2018年7月11日(水)午後2時5分より鑑賞(スクリーン2)/B-2)。 ~トラブル満載の結婚式が巻き起こす笑いと人間模様 自分で式を挙げたこともないし、他人の式にもほとんど出席したことがないので実感はないのだが、…

「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」

「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」シネクイントにて。2018年7月8日(日)午後12時50分より鑑賞(スクリーン2/D-6)。 ~男対女、世紀のテニス対決の裏にあった人間ドラマ シネクイントが復活した。シネクイントはパルコが運営する映画館で、東京・渋谷の…

「菊とギロチン」公開スタート

「菊とギロチン」テアトル新宿にて。2018年7月7日(土)午後2時10分より鑑賞(G-17) 瀬々敬久監督の構想30年の力作「菊とギロチン」がいよいよ公開になった。これまでにも何度か書いたが、本作は一般から製作資金を募り、オレもほんの少額をカンパさせて…

「正しい日 間違えた日」

「正しい日 間違えた日」ヒューマントラストシネマ渋谷にて。2018年7月5日(木)午後1時35分より鑑賞(スクリーン2/H-9)。 ~2つの展開の違うドラマから見える恋のさや当てと人生の不可思議さ 現在、世界的に評価の高い韓国の名匠ホン・サンス監督の4作…

「パンク侍、斬られて候」

「パンク侍、斬られて候」ユナイテッド・シネマとしまえんにて。2018年7月1日(日)午前10時45分より鑑賞(スクリーン9/F-13)。 ~パンク魂にあふれた何でもありの暴走時代劇 芥川賞作家の町田康がパンク歌手だったのをご存知だろうか。「INU」という…

「ブリグズビー・ベア」

「ブリグズビー・ベア」新宿シネマカリテにて。2018年6月29日(金)午後12時より鑑賞(スクリーン1/A-8)。 ~25年間監禁された「クマちゃん命」の青年の成長 先日取り上げた「ワンダー 君は太陽」で顔に障害を持つ子供を巧みに演じていたジェイコブ・ト…

「告白小説、その結末」

「告白小説、その結末」 ヒューマントラストシネマ有楽町にて。2018年6月27日(水)午後1時30分より鑑賞(スクリーン1/D-12)。 ~不穏な空気に包まれた女性作家と自称ファンの女の危険な関係 クリント・イーストウッドを筆頭に、リドリー・スコット、ウ…

「女と男の観覧車」

「女と男の観覧車」ユナイテッド・シネマとしまえんにて。2018年6月24日(日)午後1時25分より鑑賞(スクリーン6/D-7)。 ~愚かさと哀れさを見せつけるケイト・ウィンスレットの鬼気迫る演技 ご存知、ウディ・アレン監督の新作が登場だ。82歳にして、相…

「焼肉ドラゴン」

「焼肉ドラゴン」ユナイテッド・シネマとしまえんにて。2018年6月23日(土)午前11時5分より鑑賞(スクリーン7/E-9)。 ~困難に直面しても希望を失わない在日コリアン一家の姿が胸に響く 映画を追いかけるので手一杯で、演劇まではなかなか手が回らない…

「菊とギロチン」

「菊とギロチン」2018年6月18日(月)ユーロライブでの特別試写会にて 6月18日、渋谷・ユーロライブにて、7月7日からの公開を前に映画「菊とギロチン」の特別試写会が行われた。 「菊とギロチン」(2017年 日本)は、「64 ロクヨン」「友罪」などの瀬々敬久…

「夜の浜辺でひとり」

「夜の浜辺でひとり」ヒューマントラストシネマ有楽町にて。2018年6月17日(日)午後1時50分より鑑賞(スクリーン1/D-12)。 現在、韓国の名匠ホン・サンス監督の近作4作品を連続上映中だ。先日は、その1作目の「それから」を取り上げたが、今回は2作目。…

「ワンダー 君は太陽」

「ワンダー 君は太陽」ユナイテッド・シネマとしまえんにて。2018年6月15日(金)午前11時40分より鑑賞(スクリーン5/F-13)。 涙腺が決壊する基準は人それぞれだろうが、それでも大半の観客の涙腺を決壊させてしまう映画がある。難病モノもその一つだ。…

「それから」

「それから」ヒューマントラストシネマ有楽町にて。2018年6月14日(木)午前11時40分より鑑賞(スクリーン1/D-12)。 「3人のアンヌ」「自由が丘で」などで知られる韓国のホン・サンス監督。カンヌをはじめ国際映画祭の常連で世界的にも知名度が高い監督…

「SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬」

「SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬」新宿武蔵野館にて。2018年6月12日(火)午前10時より鑑賞(スクリーン3/B-4)。 久々にドキュメンタリー映画を観た。別にドキュメンタリー映画が嫌いなわけでも、意識的に避けているわけでもないのだが、何せお…

「ファントム・スレッド」

「ファントム・スレッド」新宿武蔵野館にて。2018年6月11日(月)午前10時15分より鑑賞(スクリーン1/C-7)。 「毎日毎日映画ばかり観やがって!」と言われそうだが、この日は本当は仕事のはずだったのだ。それが出かける直前になって中止になってしまっ…

「30年後の同窓会」

「30年後の同窓会」TOHOシネマズシャンテにて。2018年6月9日(土)午後1時20分より鑑賞(スクリーン1/F-11)。 同窓会なるものにはほとんど出たことがないのだが、久々に級友に会うというのは、どんな気持ちなのだろうか。 「30年後の同窓会」(LAST …

「Vision」

「Vision」ユナイテッド・シネマとしまえんにて。2018年6月8日(金)午前11時30分より鑑賞(スクリーン2/E-9)。 ここのところ「あん」「光」と比較的わかりやすい映画を撮ってきた河瀬直美監督。しかし、今回はけっこう難解。人によって様々な解釈が成立…

「レディ・バード」

「レディ・バード」TOHOシネマズシャンテにて。2018年6月3日(日)午後12時より鑑賞(スクリーン1/E-12)。 アメリカ映画といえば、ハリウッドのメジャーな作品に目が行きがちだが、実際は素晴らしいインディーズ作品がたくさんある。ノア・バーム…