映画貧乏日記

映画貧乏からの脱出は可能なのだろうか。おそらく無理であろう。ならばその日々を日記として綴るのみである。

映画レビュー

「長江 愛の詩」

「長江 愛の詩」シネマート新宿にて。2018年2月17日(土)午前9時30分より鑑賞(スクリーン1/E-12)。 中国・青海省のチベット高原を水源とし、華中地域を流れ、やがて東シナ海へと注ぐ全長6,300km(世界3位の長さ)の長江。日本では揚子江という名前でも…

「犬猿」

「犬猿」テアトル新宿にて。2018年2月12日(日)午後12時20分より鑑賞(C-11)。 兄弟、姉妹というのは面倒なものだ。幼い頃から一緒に育ち、何かと比較されるうちに、お互いに様々な感情が渦巻いてくる。ただし、どんなにお互いを嫌悪していても、そこは…

「悪女 AKUJO」

「悪女 AKUJO」角川シネマ新宿にて。2018年2月10日(土)午後12時50分より鑑賞(シネマ1/G-13)。 基本的には深みのある人間ドラマが好きなのだが、たまにハジケた映画が観たくなる。アクション映画もまた然り。ただし、ただの肉体バカが演じるバカアクシ…

「ジュピターズ・ムーン」

「ジュピターズ・ムーン」新宿バルト9にて。2018年2月1日(木)午前11時10分より鑑賞(シアター5/D-14)。 2014年製作のハンガリー映画で第67回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリを獲得したコルネル・ムンドルッツォ監督の「ホワイト・ゴッド …

「デトロイト」

「デトロイト」ユナイテッド・シネマとしまえんにて。2018年1月27日(土)午後12時25分より鑑賞(スクリーン9/E-11)。 キャスリン・ビグロー監督は、「タイタニック」や「アバター」のジェームズ・キャメロン監督の元妻である。しかし、もはやそんな紹介…

「ルイの9番目の人生」

「ルイの9番目の人生」ヒューマントラストシネマ渋谷にて。2018年1月26日(金)午後2時30分より鑑賞(シアター2/F-8)。 1996年の「イングリッシュ・ペイシェント」でアカデミー監督賞を獲得したアンソニー・ミンゲラ監督。受賞も納得の素晴らしい映画だ…

「はじめてのおもてなし」

「はじめてのおもてなし」シネスイッチ銀座にて。2018年1月24日(水)午後6時50分より鑑賞(シネスイッチ2/D-8)。 銀座の老舗映画館・シネスイッチ銀座。昔は日本映画と外国映画を交互に上映していたから、この名がついたという話をどこかで聞いたことが…

「ピンカートンに会いにいく」

「ピンカートンに会いにいく」新宿武蔵野館にて。2018年1月22日(月)午後4時より鑑賞(シアター3/C-5)。 一昨日(1月22日)、東京は大雪に見舞われた。といっても、雪国からすればどうってことはない量なのだろうが、何せ無防備な東京だから大変だ。会…

「嘘を愛する女」

「嘘を愛する女」ユナイテッド・シネマとしまえんにて。2018年1月20日(土)午後2時10分より鑑賞(スクリーン5/G-13)。 長澤まさみの演技を最初に観たのはいつだったろう。彼女のフィルモグラフィーを見ると、どうやら2002年の塩田明彦監督の「黄泉がえ…

「目撃者 闇の中の瞳」

「目撃者 闇の中の瞳」新宿シネマカリテにて。2018年1月17日(水)午前11時45分より鑑賞(スクリーン1/A-9)。 そんなにたくさん観ているわけではないのだが、台湾映画といえば瑞々しい青春映画のイメージが強い。2002年の「藍色夏恋」などは、今でもオレ…

「5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生」

「5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生」角川シネマ有楽町にて。2018年1月14日(日)午後1時35分より鑑賞(G-8)。 子供の頃から視力が弱かったのだが、最近はますますひどくなった。両目とも眼底出血を起こして、左目は注射(1本4万6000円だっ!)…

「ブリムストーン」

「ブリムストーン」新宿武蔵野館にて。2018年1月12日(金)午後1時40分より鑑賞(劇場1/C-6)。 洋の東西を問わず天才子役は消えていく。幼い頃に強烈な印象を残せば残すほど、そのイメージが足を引っ張って、大人の俳優としての成長を妨げてしまう。スク…

「嘘八百」

「嘘八百」TOHOシネマズ シャンテにて。2018年1月8日(月・祝)午前11時30分より鑑賞(スクリーン2/E-11)。 遅ればせながら、あけましておめでとうございます。今年も当ブログでは、観た映画のレビューをつらつらと書き連ねていきますので、よろしくお願…

「ユダヤ人を救った動物園~アントニーナが愛した命~」

「ユダヤ人を救った動物園~アントニーナが愛した命~」TOHOシネマズ みゆき座にて2017年12月26日(火)午後12時55分より鑑賞(I-6)。 動物園にはほとんど行ったことがない。大学時代にキャンパス近くに動物園があったが、そこにもめったに足を運ばなかっ…

「わたしは、幸福(フェリシテ)」

「わたしは、幸福(フェリシテ)」ヒューマントラストシネマ渋谷にて。2017年12月21日(木)午後1時40分より鑑賞(シアター2/H-10)。 寒い。半端なく寒い。何しろウチには電気ストーブ以外に暖房がないのだ。こう寒いとアフリカにでも行きたくなるが、そ…

「勝手にふるえてろ」

「勝手にふるえてろ」2017年10月30日(月)第30回東京国際映画祭P&I上映にて鑑賞(TOHOシネマズ六本木ヒルズ スクリーン9)。 東京国際映画祭で上映される映画は、さすがに選りすぐりの映画だけにどれも見応えがある。その中でも、「これだ!」という映画に…

「ビジランテ」

「ビジランテ」テアトル新宿にて。2017年12月17日(日)午後1時50分より鑑賞(E-11)。 どこの土地のどんな家に生まれるのかは選択のしようがない。それはあらがえない運命である。その運命に翻弄される兄弟を描いたのが、入江悠監督の「ビジランテ」(201…

「花筐/HANAGATAMI」

「花筐/HANAGATAMI」第30回東京国際映画祭JAPAN NOW部門 P&I上映にて。2017年10月27日(金)鑑賞。 大林信彦監督といえば、「転校生」「時をかける少女」「さびしんぼう」の“尾道三部作”で知られる。郷愁たっぷりのそれらの作品だが、…

「ルージュの手紙」

「ルージュの手紙」シネスイッチ銀座にて。2017年12月12日(火)午後6時50分より鑑賞(シネスイッチ1/E-8)。 もちろん、オレは母親でも娘でもないので(当たり前や!)、あくまでも間接的に見聞した範囲での話だが、母親と娘との間には微妙な関係性があ…

「オリエント急行殺人事件」

「オリエント急行殺人事件」ユナイテッド・シネマとしまえんにて。2017年12月10日(日)午後1時30分より鑑賞(スクリーン5/G-14)。 アガサ・クリスティーといえば、「ミステリーの女王」と呼ばれたイギリスの推理作家だ。その作品には何人かの名探偵が登…

「否定と肯定」

「否定と肯定」TOHOシネマズ シャンテにて。2017年12月9日(土)午後1時50分より鑑賞(スクリーン1/D-11)。 世の中には、いまだに「地球が丸いというのはウソだ!」と言い張っている人がいるらしい。となれば、歴史的事実として認められていることを否定…

「希望のかなた」

「希望のかなた」ユーロスペースにて。2017年12月5日(火)午後1時20分より鑑賞(シアター2/D-8)。 フィンランドの名匠アキ・カウリスマキ監督の作品は個性的だ。寒色系の映像、無表情で無口な人物など他にはない特徴がある。だから、一度観れば、それが…

「パーティで女の子に話しかけるには」

「パーティで女の子に話しかけるには」ヒューマントラストシネマ渋谷にて。2017年12月3日(日)午後1時55分より鑑賞(シアター1/D-12)。 オフ・ブロードウェイでロングランヒットとなったロック・ミュージカルを映画化した2001年製作のアメリカ映画「ヘ…

「探偵はBARにいる3」

「探偵はBARにいる3」ユナイテッド・シネマとしまえんにて。2017年12月2日(土)午後1時55分より鑑賞(スクリーン9/F-12)。 かつて日本テレビ系で放映されていた松田優作主演のテレビドラマ「探偵物語」が大好きだった。基本はハードボイルドながら…

「光」

「光」新宿武蔵野館にて。2017年11月29日(水)午後2時25分より鑑賞(スクリーン1/B-9)。 よほどの聖人君子でもない限り、誰でも心の奥底にどす黒い闇が隠れているものだ。さすがに、それが犯罪のようなことを引き起こすケースは稀だが、何らかの形で発…

「gifted/ギフテッド」

「gifted/ギフテッド」TOHOシネマズ シャンテにて。2017年11月28日(火)午後7時45分より鑑賞(スクリーン1/H-10)。 ときどき天才少年少女の話を聞くと、「はたして彼らが大人になったらどうなるんだろう」と想像してしまう。アメリカなどでは普通の子…

「火花」

「火花」ユナイテッド・シネマとしまえんにて。2017年11月26日(日)午後2時40分より鑑賞(スクリーン5/H-13)。 ひねくれ者なので、爆発的に売れた本はほとんど読まない。初期の作品はよく読んだ村上春樹の小説も、発売が社会現象になってしまう昨今では…

「ローガン・ラッキー」

「ローガン・ラッキー」ユナイテッド・シネマとしまえんにて。2017年11月25日(土)午前11時10分より鑑賞(スクリーン1/D-07)。 1989年の監督デビュー作「セックスと嘘とビデオテープ」でいきなりカンヌ映画祭のパルムドールを受賞し、その後も数々の見…

「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」

「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」ヒューマントラストシネマ渋谷にて。2017年11月24日(金)午後1時20分より鑑賞(スクリーン2/H-9)。 スティーヴン・キングの小説はたくさん映画化されている。しかし、ホラー映画に関しては、それほど成功した…

「最低。」

「最低。」2017年10月31日(火)第30回東京国際映画祭P&I上映にて鑑賞(TOHOシネマズ六本木ヒルズ スクリーン9)。 東京国際映画祭で鑑賞した映画についても、きちんとしたレビューを書きたいと思うのだが、なにせ立て続けにたくさんの作品を鑑賞するので思…