映画貧乏日記

映画貧乏からの脱出は可能なのだろうか。おそらく無理であろう。ならばその日々を日記として綴るのみである。

2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「告白小説、その結末」

「告白小説、その結末」 ヒューマントラストシネマ有楽町にて。2018年6月27日(水)午後1時30分より鑑賞(スクリーン1/D-12)。 ~不穏な空気に包まれた女性作家と自称ファンの女の危険な関係 クリント・イーストウッドを筆頭に、リドリー・スコット、ウ…

「女と男の観覧車」

「女と男の観覧車」ユナイテッド・シネマとしまえんにて。2018年6月24日(日)午後1時25分より鑑賞(スクリーン6/D-7)。 ~愚かさと哀れさを見せつけるケイト・ウィンスレットの鬼気迫る演技 ご存知、ウディ・アレン監督の新作が登場だ。82歳にして、相…

「焼肉ドラゴン」

「焼肉ドラゴン」ユナイテッド・シネマとしまえんにて。2018年6月23日(土)午前11時5分より鑑賞(スクリーン7/E-9)。 ~困難に直面しても希望を失わない在日コリアン一家の姿が胸に響く 映画を追いかけるので手一杯で、演劇まではなかなか手が回らない…

「菊とギロチン」

「菊とギロチン」2018年6月18日(月)ユーロライブでの特別試写会にて 6月18日、渋谷・ユーロライブにて、7月7日からの公開を前に映画「菊とギロチン」の特別試写会が行われた。 「菊とギロチン」(2017年 日本)は、「64 ロクヨン」「友罪」などの瀬々敬久…

「夜の浜辺でひとり」

「夜の浜辺でひとり」ヒューマントラストシネマ有楽町にて。2018年6月17日(日)午後1時50分より鑑賞(スクリーン1/D-12)。 現在、韓国の名匠ホン・サンス監督の近作4作品を連続上映中だ。先日は、その1作目の「それから」を取り上げたが、今回は2作目。…

「ワンダー 君は太陽」

「ワンダー 君は太陽」ユナイテッド・シネマとしまえんにて。2018年6月15日(金)午前11時40分より鑑賞(スクリーン5/F-13)。 涙腺が決壊する基準は人それぞれだろうが、それでも大半の観客の涙腺を決壊させてしまう映画がある。難病モノもその一つだ。…

「それから」

「それから」ヒューマントラストシネマ有楽町にて。2018年6月14日(木)午前11時40分より鑑賞(スクリーン1/D-12)。 「3人のアンヌ」「自由が丘で」などで知られる韓国のホン・サンス監督。カンヌをはじめ国際映画祭の常連で世界的にも知名度が高い監督…

「SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬」

「SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬」新宿武蔵野館にて。2018年6月12日(火)午前10時より鑑賞(スクリーン3/B-4)。 久々にドキュメンタリー映画を観た。別にドキュメンタリー映画が嫌いなわけでも、意識的に避けているわけでもないのだが、何せお…

「ファントム・スレッド」

「ファントム・スレッド」新宿武蔵野館にて。2018年6月11日(月)午前10時15分より鑑賞(スクリーン1/C-7)。 「毎日毎日映画ばかり観やがって!」と言われそうだが、この日は本当は仕事のはずだったのだ。それが出かける直前になって中止になってしまっ…

「30年後の同窓会」

「30年後の同窓会」TOHOシネマズシャンテにて。2018年6月9日(土)午後1時20分より鑑賞(スクリーン1/F-11)。 同窓会なるものにはほとんど出たことがないのだが、久々に級友に会うというのは、どんな気持ちなのだろうか。 「30年後の同窓会」(LAST …

「Vision」

「Vision」ユナイテッド・シネマとしまえんにて。2018年6月8日(金)午前11時30分より鑑賞(スクリーン2/E-9)。 ここのところ「あん」「光」と比較的わかりやすい映画を撮ってきた河瀬直美監督。しかし、今回はけっこう難解。人によって様々な解釈が成立…

「レディ・バード」

「レディ・バード」TOHOシネマズシャンテにて。2018年6月3日(日)午後12時より鑑賞(スクリーン1/E-12)。 アメリカ映画といえば、ハリウッドのメジャーな作品に目が行きがちだが、実際は素晴らしいインディーズ作品がたくさんある。ノア・バーム…

「万引き家族」

「万引き家族」ユナイテッド・シネマとしまえんにて。2018年6月2日(土)午後12時10分より鑑賞(スクリーン3/F-15)。 第71回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞した是枝裕和監督の「万引き家族」。日本映画としては1997年の今村昌平監督の「…

「ビューティフル・デイ」

「ビューティフル・デイ」ヒューマントラストシネマ有楽町にて。2018年6月1日(金)午後2時より鑑賞(シアター1/E-11)。 この映画を観てオレは思わずつぶやいた。「何じゃ? こりゃ!」。松田優作の物まねではない。そのぐらいぶっ飛んでしまったのだ。 …