映画貧乏日記

映画貧乏からの脱出は可能なのだろうか。おそらく無理であろう。ならばその日々を日記として綴るのみである。

2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「若い女」

「若い女」ユーロスペースにて。2018年8月27日(月)午後12時15分より鑑賞(ユーロスペース2/D-9)。 ~面倒で痛い女がいつの間にか魅力的に見える不思議 「若い女」って身もふたもない邦題だなぁ~。しかし、中身はなかなかにユニークで面白い映画なのだ…

「検察側の罪人」

「検察側の罪人」ユナイテッド・シネマとしまえんにて。2018年8月25日(土)午後2時10分より鑑賞(スクリーン3/E-17)。 ~「正義とは何か」をめぐる木村拓哉VS二宮和也の対決 木村拓哉が特に嫌いなわけではない。だが、どうも彼が出演する映画やテレビ…

「英国総督 最後の家」

「英国総督 最後の家」 新宿武蔵野館にて。2018年8月23日(木)午前11時55分より鑑賞(スクリーン1/C-6)。 ~インド独立の混乱の中で生まれた多様なドラマ 2002年製作の「ベッカムに恋して」というイギリス映画をご存知だろうか? インド系イギリス人の…

「カメラを止めるな!」

「カメラを止めるな!」TOHOシネマズ日本橋にて。2018年8月21日(火)午後7時30分より鑑賞(スクリーン7/F-18)。 ~安っぽいゾンビ映画かと思ったら、意外な舞台裏のドラマへと転化 ついに観てしまったのだ。巷で話題の「カメラを止めるな!」(2018年 …

「タリーと私の秘密の時間」

「タリーと私の秘密の時間」TOHOシネマズシャンテにて。2018年8月20日(月)午後2時50分より鑑賞(スクリーン1/F-12)。 ~育児で疲弊する女性の変化を説得力を持って描く 子育てというのは大変なものに違いない。まして母親1人で周囲のサポートがない、…

「菊とギロチン」舞台挨拶

前回のブログで書いたが、8月15日(水)、テアトル新宿にて「菊とギロチン」6時30分~の上映後に舞台挨拶があったので行ってきた。 といっても、ただの舞台挨拶ではない。題して「女相撲一座VSギロチン」。この映画は、大正末期の女相撲の力士たちとアナー…

「菊とギロチン」まだまだ・・・

7月7日にテアトル新宿ほかで公開スタートした「菊とギロチン」。前にも書いたが、オレはこの映画にほんの少しだけ製作費をカンパさせてもらった。さらに、宣伝費を募るクラウド・ファンディングにも、これまたほんの少しだけ協力させてもらった。 もちろんそ…

「追想」

「追想」池袋シネマ・ロサにて。2018年8月10日(金)午後1時20分より鑑賞(CINEMA ROSA 2/D-9)。 ~新婚初夜の若い2人の姿が呼び覚ます「もしも、あの時・・・」 シアーシャ・ローナンは、今乗りに乗っている女優の一人といえるだろう。昨年公開の「ブル…

「スターリンの葬送狂騒曲」

「スターリンの葬送狂騒曲」シネクイントにて。2018年8月6日(月)午後12時20分より鑑賞(スクリーン1/D-6)。 ~ブラックな笑いの果てに背筋が寒くなるスターリンの跡目争い 何だか最近、世界のあちらこちらで独裁的な指導者が増えている気がする。日本…

「2重螺旋の恋人」

「2重螺旋の恋人」ヒューマントラストシネマ渋谷にて。2018年8月4日(土)午後1時35分より鑑賞(スクリーン2/F-10)。 ~フランソワ・オゾンが仕掛ける謎めいて怖い心理サスペンス フランソワ・オゾン監督は、サスペンスから人間ドラマまで幅広い作品を…

「ウインド・リバー」

「ウインド・リバー」シネマート新宿にて。2018年8月3日(金)午後2時25分より鑑賞(スクリーン1/E-12)。 ~少女怪死事件をめぐる緊迫の捜査から見えるアメリカの闇 辺境地帯には様々な闇がある。それを映画の中で暴き出してきた脚本家がテイラー・シェ…