映画貧乏日記

映画貧乏からの脱出は可能なのだろうか。おそらく無理であろう。ならばその日々を日記として綴るのみである。

夏風邪と映画館マナー

映画の上映前には、必ず映画館マナーを呼びかけるCMが流れる。携帯電話の電源OFF、前の座席を蹴らない、おしゃべりをしない、大きな音で飲食しない等々だ。最近は、公開前の映画の内容とリンクさせた、マナーの呼び掛けと映画のPRを兼ねた映像などもあって、なかなか面白いものである。

それにしても、これだけ呼びかけても、マナーを守らないヤツがいるから困ったものだ、基本中の基本の携帯電話の電源OFFでさえ、平気で無視したりする。数か月前など、上映中に堂々と携帯でメールチェックしやがるヤツがいて、「最近の若いヤツは!」と思ってよく見たら、けっこうな年のオッサンだったのでビックリしたものだ。ええ、もちろん睨みつけてやめさせてやりましたとも。

ところで、上映中に咳ばかりしているというのはマナー的にどうなのだろう。実際、何度かそういう観客に遭遇したことがある。まあ、たいていはマスクをしているのだが、それでも個人的には大いに気になってしまう。咳の音も気になるし、こっちにも風邪が移るのではないかと気になって映画どころではなくなってしまうのだ。

だいたい体調の悪い時に映画館に来たところで、ますます悪化するのが関の山で、回復が早まることなどないと思うのだが……。

などと思っていたら、ついにオレ自身が夏風邪をひいてしまった。喉痛と熱発で、いや苦しい、苦しい。夜なんて、この暑いのに寒気がしてぶるぶる震える始末だもの。しかも症状がひどくなったのが土日なもので、病院にも行けない。休み明けにようやく耳鼻科の医院に行って処方薬をもらってきて、だいぶ良くなってきたのではあるが、まだ咳が続いている。ずっと咳をしているわけではないが、いったん始まるとなかなか収まらない。

これで映画館に行ったら、他の観客に迷惑がかかるだろう。オレ自身も映画に集中できない可能性が高い。映画を愛する者として、そんな無謀な行為は断じてできないのであるッ!!!

などと大げさに語ってしまったが、要するに、ここのところずっと映画館に行けてません。なので映画レビューも書けません。咳が収まるまで、もうしばらくお待ちください。という言い訳のブログなのであった。

まあ、何にしても映画館でのマナーはちゃんと守りましょうね。