映画貧乏日記

映画貧乏からの脱出は可能なのだろうか。おそらく無理であろう。ならばその日々を日記として綴るのみである。

「菊とギロチン」東京最終上映

7月7日(土)から公開スタートした映画「菊とギロチン」。8月31日(金)についにテアトル新宿での最終上映を迎えた。当日は、平日の昼間にもかかわらずたくさんの観客が来場。そして上映終了後には大きな拍手が・・・。

その後の舞台挨拶では、木竜麻生、韓英恵、仁科あい、田代友紀、持田加奈子、山田真歩、背乃じゅん、嶺豪一、渋川清彦、東出昌大寛一郎、荒巻全紀、池田良、木村知貴、飯田芳、小林竜樹、小水たいが、伊島空、井浦新大西信満、髙野春樹、大森立嗣、川瀬陽太鈴木卓爾ほか総勢25名のキャストが登場。まさにフィナーレを飾るにふさわしい豪華な舞台挨拶だった。続くロビーでのサイン会も、館外まで行列ができる大盛況ぶり。テアトル新宿が「菊とギロチン」一色に染まった。

このブログでも何度か書いたが、オレは本作の製作資金を多少カンパしただけ。とはいえ、昔から何度かお話させてもらい、その作品をずっと見続けてきた瀬々敬久監督の構想30年という渾身の映画。実際に試写で観て、その素晴らしさに圧倒されたこともあって、まるで製作側のような気分で約2か月を過ごさせてもらった。知人に鑑賞を呼びかけ、自らも何度も劇場に足を運び・・・。ある意味、とても幸せな時間だった。

全国的にはまだまだ上映が続くのだが、とりあえず一段落ということで、鑑賞して下さった皆さん、ありがとうございました!! いつかまた東京での再上映を願いつつ。

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