映画貧乏日記

映画貧乏からの脱出は可能なのだろうか。おそらく無理であろう。ならばその日々を日記として綴るのみである。

【番外編】「レッド・ライト」

【番外編】レッド・ライト
2024年6月24日(月)YouTube配信にて鑑賞(プレシディオチャンネル)

 

お久しぶりです。

先週1週間、体調が悪くて映画館に行くどころの話ではありませんでした。ほとんど家から出ずに、横になっている状態。なので、自分のブログを書くことも皆さんのブログを訪問することもできませんでした。ゴメンナサイ。

ようやく昨日あたりから少し良くなったものの、まだ完調とはいかないため映画館には行けず。その代わり、自宅でYouTube配信(プレシディオチャンネル)で1本映画を観たので、簡単にその感想など。

観たのは「レッド・ライト」。2011年製作のアメリカ・スペイン合作映画。日本では2013年に劇場公開されたとのこと。

ストーリーはこんな感じ。

大学で物理学を教えるマーガレット・マシスン博士(シガニー・ウィーバー)と助手のトム・バックリー(キリアン・マーフィー)は、超常現象を科学的に調査し、インチキ霊能力者を見破るなどして高名をはせていた。

そんなある日、1960年代から70年代にかけて超能力者として一世を風靡した後、突如引退して30年以上も表舞台から姿を消していたサイモン・シルバー(ロバート・デ・ニーロ)が復帰して、大人気となる。トムはマーガレットにサイモンの嘘を暴くように進言するが、マーガレットは乗り気でない。そんな中、驚愕の出来事が起きる……。

超能力をネタにしたユニークなサスペンスだ。一歩間違えばB級映画になりそうな話だが、そうなっていないのは豪華キャストのせい。何たってあなた、「オッペンハイマー」でアカデミー賞を受賞したキリアン・マーフィーにシガニー・ウィーバーロバート・デ・ニーロエリザベス・オルセントビー・ジョーンズときたもんだ。

前半は、マーガレットとトムが超能力を調査しペテンを見破る姿が描かれる。これがなかなかにスリリングなのだ。怪しさもぷんぷん漂う。何気ないものまで意味ありげにとらえた映像も出色。カメラワークが凝っている。

そこでの主役はあくまでもマーガレット。トムは彼女の助手として、サポート役に徹している。あらまあ、これってシガニー・ウィーバーが主役の映画なのね。と思ったらそうではなかった。

その後、登場するのは盲目の伝説の超能力者サイモン・シルバー。何しろ演じているのがロバート・デ・ニーロですからねぇ。うさん臭さ全開。おまけに威圧感も全開。彼をキャスティングしたからこそ、この映画が成立したのだと思う。

そのサイモンとマーガレットにはかつて浅からぬ因縁があった。それによってマーガレットは心に傷を負っていた。だから、トムがいくら言ってもマーガレットはサイモンを調べようとしなかったのだ。

そして映画の中盤。なんとマーガレットが怪死してしまう。ここで主役交代。キリアン・マーフィー演じるトムが、マーガレットに代わってサイモンの超能力を見破ろうとする。

キリアンとデ・ニーロの対決は迫力十分。おまけに、けっこうド派手な仕掛け(デ・ニーロの空中浮遊もあり)やキリアンのアクションもあり(ただし、ボコボコにやられる)。そこはさすがにエンタメ映画。見せる要素は十分だ。

終盤は、トムの恋人サリー(エリザベス・オルセン)など学生も加わって、サイモンの超能力の嘘を暴いていく。

最後のクライマックスはサイモンの超能力ショーでのトムとサイモンの対決。と思ったら、あらまあ、なんだかすごいことに。え? そんなことあり?

トムは執拗にサイモンの嘘を暴こうとする。それは何故だったのかがラストになってわかるという構成。トムはある秘密を抱えて深い心の傷を負っていたのだ。

ラストはそのトムの独白。余韻の残るエンディングだった。

それにしてもキリアン・マーフィー。この頃はすでにクリストファー・ノーラン作品に出ていて、それなりに注目されていたが、今こうして観るとさすがに存在感のある演技をしている。特に陰のある演技が絶品。

それも含めて豪華キャストの競演が楽しめる映画だ。個人的にとりたてて素晴らしい作品だとは思わないものの、見せるツボはきちんと押さえているので、誰でもそれなりに楽しめるはず。

しかし、まあ、やっぱり映画は劇場のほうがいいですね。なるべく早くまた映画館に行けますように……。

◆「レッド・ライト」(RED LIGHTS)
(2011年 アメリカ・スペイン)(上映時間1時間53分)
監督・脚本・編集:ロドリゴ・コルテス
出演:キリアン・マーフィシガニー・ウィーバーロバート・デ・ニーロエリザベス・オルセントビー・ジョーンズ、クレイグ・ロバーツ

 


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