映画貧乏日記

映画貧乏からの脱出は可能なのだろうか。おそらく無理であろう。ならばその日々を日記として綴るのみである。

2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「29歳問題」

「29歳問題」YEBISU GARDEN CINEMAにて。2018年5月29日(火)午後12時40分より鑑賞(スクリーン2/D-6)。 女性の29歳というのは、なかなか難しい年齢らしい。30歳を目前にして、これからの生き方に思い悩んだりするのだろうか。そういえば「アラサー」と…

「ゲティ家の身代金」

「ゲティ家の身代金」池袋シネマ・ロサにて。2018年5月27日(日)午後12時35分より鑑賞(シネマ・ロサ2/D-8)。 高齢化社会の現在。高齢の映画監督も大活躍だ。103歳で最後の監督作を撮ったポルトガルの巨匠マノエル・ド・オリヴェイラ監督は2015年に死去…

「友罪」

「友罪」池袋シネマ・ロサにて。2018年5月26日(土)午後12時10より鑑賞(シネマ・ロサ1/D-10)。 最近の日本映画には、観客に様々な問いを投げかけたり、重たい余韻を残す作品が少ないような気がするのだが、それはオレの思い込みだろうか。もちろん底…

「君の名前で僕を呼んで」

「君の名前で僕を呼んで」新宿武蔵野館にて。2018年5月23日(水)午後7時40分より鑑賞(スクリーン1/B-8)。 新宿武蔵野館の客席に足を踏み入れたら、そこは女の園だった……。 というのは大げさでもなんでもなく、そのぐらい女性が多くてほぼ9割が女性客。…

「モリのいる場所」

「モリのいる場所」シネ・リーブル池袋にて。2018年5月20日(日)午後2時10分より鑑賞(スクリーン1/G-6)。 絵画にはかなり疎い。まあ、ピカソとか、ゴッホとか、モネとか、世界の名だたる巨匠の画家ぐらいは知っているが、せいぜいその程度である。とい…

「菊とギロチン」のこと・・・

本日は映画の感想ではなく、PRをほんの少しだけ…。 一昨年の秋に公開された、こうの史代原作、片渕須直監督・脚本の「この世界の片隅に」で悔しかったのは、ラストに登場するおびただしい数の人名を見た時だ。クラウドファンディングで、この映画の製作費…

「孤狼の血」

「孤狼の血」ユナイテッド・シネマとしまえんにて。2018年5月15日(火)午前10時55分より鑑賞(スクリーン2/E-9)。 深作欣二監督の「仁義なき戦い」をはじめとする東映ヤクザ映画は、日本映画界に一時代を画した作品群だが、実のところオレはあんまり接…

「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」

「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」ヒューマントラストシネマ渋谷にて。2018年5月12日(土)午前11時50分より鑑賞(スクリーン2/G-9)。 貧富の格差は、いまや日本も含めて世界的な社会問題になっている。それを象徴するような場所が、アメリカのフロ…

「モリーズ・ゲーム」

「モリーズ・ゲーム」ユナイテッド・シネマとしまえんにて。2018年5月11日(金)午後2時40分より鑑賞(スクリーン7/F-8)。 「よ! 男前」女性でも、そう声をかけたくなるようなカッコいい人がいるものだ。最近の映画では、「女神の見えざる手」でジェシ…

「サバービコン 仮面を被った街」

「サバービコン 仮面を被った街」TOHOシネマズ新宿にて。2018年5月9日(水)午前9時50分より鑑賞(スクリーン11/D-8)。 理想と現実は別物だ。あまりにも理想的すぎる物には裏があるに決まっている。と思うのは、オレがひねくれているせいばかりではない…

「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」

「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」TOHOシネマズシャンテにて。2018年5月5日(土)午後12時10分より鑑賞(スクリーン1/E-11)。 フィギュアスケートというと華麗な世界を連想するが、そこはやはり厳しい競争の世界。実際にはドロドロの場面もあっ…

「オー・ルーシー!」

「オー・ルーシー!」テアトル新宿にて。2018年5月1日(火)午後2時30分より鑑賞(B-11)。 外国で長く暮らすと、日本の見え方も変わってくるのだろうか。自分では経験したことがないから、さっぱりわからないのだが。 「オー・ルーシー!」(OH LUCY!)(2…

「ザ・スクエア 思いやりの聖域」

「ザ・スクエア 思いやりの聖域」ヒューマントラストシネマ有楽町にて。2018年4月29日(日)午前11時25分より鑑賞(スクリーン1/D-11)。 昔、有名な現代美術家にインタビューを申し込んだら、1時間で100万円のギャラを要求されて、ぶっ飛んだことがある…