映画貧乏日記

映画貧乏からの脱出は可能なのだろうか。おそらく無理であろう。ならばその日々を日記として綴るのみである。

映画レビュー

「それから」

「それから」ヒューマントラストシネマ有楽町にて。2018年6月14日(木)午前11時40分より鑑賞(スクリーン1/D-12)。 「3人のアンヌ」「自由が丘で」などで知られる韓国のホン・サンス監督。カンヌをはじめ国際映画祭の常連で世界的にも知名度が高い監督…

「SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬」

「SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬」新宿武蔵野館にて。2018年6月12日(火)午前10時より鑑賞(スクリーン3/B-4)。 久々にドキュメンタリー映画を観た。別にドキュメンタリー映画が嫌いなわけでも、意識的に避けているわけでもないのだが、何せお…

「ファントム・スレッド」

「ファントム・スレッド」新宿武蔵野館にて。2018年6月11日(月)午前10時15分より鑑賞(スクリーン1/C-7)。 「毎日毎日映画ばかり観やがって!」と言われそうだが、この日は本当は仕事のはずだったのだ。それが出かける直前になって中止になってしまっ…

「30年後の同窓会」

「30年後の同窓会」TOHOシネマズシャンテにて。2018年6月9日(土)午後1時20分より鑑賞(スクリーン1/F-11)。 同窓会なるものにはほとんど出たことがないのだが、久々に級友に会うというのは、どんな気持ちなのだろうか。 「30年後の同窓会」(LAST …

「Vision」

「Vision」ユナイテッド・シネマとしまえんにて。2018年6月8日(金)午前11時30分より鑑賞(スクリーン2/E-9)。 ここのところ「あん」「光」と比較的わかりやすい映画を撮ってきた河瀬直美監督。しかし、今回はけっこう難解。人によって様々な解釈が成立…

「レディ・バード」

「レディ・バード」TOHOシネマズシャンテにて。2018年6月3日(日)午後12時より鑑賞(スクリーン1/E-12)。 アメリカ映画といえば、ハリウッドのメジャーな作品に目が行きがちだが、実際は素晴らしいインディーズ作品がたくさんある。ノア・バーム…

「万引き家族」

「万引き家族」ユナイテッド・シネマとしまえんにて。2018年6月2日(土)午後12時10分より鑑賞(スクリーン3/F-15)。 第71回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞した是枝裕和監督の「万引き家族」。日本映画としては1997年の今村昌平監督の「…

「ビューティフル・デイ」

「ビューティフル・デイ」ヒューマントラストシネマ有楽町にて。2018年6月1日(金)午後2時より鑑賞(シアター1/E-11)。 この映画を観てオレは思わずつぶやいた。「何じゃ? こりゃ!」。松田優作の物まねではない。そのぐらいぶっ飛んでしまったのだ。 …

「29歳問題」

「29歳問題」YEBISU GARDEN CINEMAにて。2018年5月29日(火)午後12時40分より鑑賞(スクリーン2/D-6)。 女性の29歳というのは、なかなか難しい年齢らしい。30歳を目前にして、これからの生き方に思い悩んだりするのだろうか。そういえば「アラサー」と…

「ゲティ家の身代金」

「ゲティ家の身代金」池袋シネマ・ロサにて。2018年5月27日(日)午後12時35分より鑑賞(シネマ・ロサ2/D-8)。 高齢化社会の現在。高齢の映画監督も大活躍だ。103歳で最後の監督作を撮ったポルトガルの巨匠マノエル・ド・オリヴェイラ監督は2015年に死去…

「友罪」

「友罪」池袋シネマ・ロサにて。2018年5月26日(土)午後12時10より鑑賞(シネマ・ロサ1/D-10)。 最近の日本映画には、観客に様々な問いを投げかけたり、重たい余韻を残す作品が少ないような気がするのだが、それはオレの思い込みだろうか。もちろん底…

「君の名前で僕を呼んで」

「君の名前で僕を呼んで」新宿武蔵野館にて。2018年5月23日(水)午後7時40分より鑑賞(スクリーン1/B-8)。 新宿武蔵野館の客席に足を踏み入れたら、そこは女の園だった……。 というのは大げさでもなんでもなく、そのぐらい女性が多くてほぼ9割が女性客。…

「モリのいる場所」

「モリのいる場所」シネ・リーブル池袋にて。2018年5月20日(日)午後2時10分より鑑賞(スクリーン1/G-6)。 絵画にはかなり疎い。まあ、ピカソとか、ゴッホとか、モネとか、世界の名だたる巨匠の画家ぐらいは知っているが、せいぜいその程度である。とい…

「孤狼の血」

「孤狼の血」ユナイテッド・シネマとしまえんにて。2018年5月15日(火)午前10時55分より鑑賞(スクリーン2/E-9)。 深作欣二監督の「仁義なき戦い」をはじめとする東映ヤクザ映画は、日本映画界に一時代を画した作品群だが、実のところオレはあんまり接…

「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」

「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」ヒューマントラストシネマ渋谷にて。2018年5月12日(土)午前11時50分より鑑賞(スクリーン2/G-9)。 貧富の格差は、いまや日本も含めて世界的な社会問題になっている。それを象徴するような場所が、アメリカのフロ…

「モリーズ・ゲーム」

「モリーズ・ゲーム」ユナイテッド・シネマとしまえんにて。2018年5月11日(金)午後2時40分より鑑賞(スクリーン7/F-8)。 「よ! 男前」女性でも、そう声をかけたくなるようなカッコいい人がいるものだ。最近の映画では、「女神の見えざる手」でジェシ…

「サバービコン 仮面を被った街」

「サバービコン 仮面を被った街」TOHOシネマズ新宿にて。2018年5月9日(水)午前9時50分より鑑賞(スクリーン11/D-8)。 理想と現実は別物だ。あまりにも理想的すぎる物には裏があるに決まっている。と思うのは、オレがひねくれているせいばかりではない…

「オー・ルーシー!」

「オー・ルーシー!」テアトル新宿にて。2018年5月1日(火)午後2時30分より鑑賞(B-11)。 外国で長く暮らすと、日本の見え方も変わってくるのだろうか。自分では経験したことがないから、さっぱりわからないのだが。 「オー・ルーシー!」(OH LUCY!)(2…

「ザ・スクエア 思いやりの聖域」

「ザ・スクエア 思いやりの聖域」ヒューマントラストシネマ有楽町にて。2018年4月29日(日)午前11時25分より鑑賞(スクリーン1/D-11)。 昔、有名な現代美術家にインタビューを申し込んだら、1時間で100万円のギャラを要求されて、ぶっ飛んだことがある…

「パティ・ケイク$」

「パティ・ケイク$」ヒューマントラストシネマ渋谷にて。2018年4月28日(土)午後12時10分より鑑賞(スクリーン1/D-10)。 ラップにはまったく詳しくない。日本のラップ・ミュージシャンで知っているのは、ラジオで映画評をやっているライムスター・宇多…

「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」

「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」TOHOシネマズシャンテにて。2018年4月27日(金)午前11時20分より鑑賞(スクリーン2/D-11)。 東京・日比谷に「ミッドタウン日比谷」がグランドオープンしたのは3月29日。そこには13スクリーン…

「タクシー運転手 約束は海を越えて」

「タクシー運転手 約束は海を越えて」シネマート新宿にて。2018年4月21日(土)午前11時35分より鑑賞(シアター1/D-12)。 1980年5月、韓国・光州市を中心に学生や市民が民主化デモを繰り広げたのに対して、軍は彼らを暴徒とみなして銃弾を浴びせるという…

ナチュラルウーマン

「ナチュラルウーマン」シネスイッチ銀座にて。2018年4月18日(水)午後7時10分より鑑賞(シネスイッチ2/E-9)。 面白そうな映画でも、たまたまタイミングが合わなかったりして見逃してしまうことがある。そうした映画を個人的に「ご縁がなかったのね映画…

「女は二度決断する」

「女は二度決断する」ヒューマントラストシネマ有楽町にて。2018年4月17日(火)午後12時10分より鑑賞(スクリーン1/D-12)。 ファティ・アキン監督は、カンヌ、ベネチア、ベルリンの世界3大映画祭で受賞歴を誇るドイツの監督。それぞれの受賞作「愛より…

「心と体と」

「心と体と」池袋シネマ・ロサにて。2018年4月15日(日)午後1時35分より鑑賞(シネマ・ロサ1/D-9)。 世界には次々に監督作を送り出す多作の監督もいれば、めったに作品を発表しない寡作の監督もいる。もちろん自分では作品を撮りたいのに、周囲の環境に…

「さよなら、僕のマンハッタン」

「さよなら、僕のマンハッタン」新宿ピカデリーにて。2018年4月14日(土)午前10時55分より鑑賞(シアター8/D-9)。 ニューヨークには一度も行ったことがない。昔、現地に移住したばかりの女の子がホームシックになり、「今すぐにこっちに来い!」と電話…

「ワンダーストラック」

「ワンダーストラック」角川シネマ有楽町にて。2018年4月13日(金)午後1時10分より鑑賞(F-8)。 マーティン・スコセッシ監督による冒険ファンタジー「ヒューゴの不思議な発明」(2011年)の原作者ブライアン・セルズニックの小説の映画化「ワンダースト…

「きみへの距離、1万キロ」

「きみへの距離、1万キロ」新宿シネマカリテにて。2018年4月8日(日)午後1時より鑑賞(スクリーン1/A-8)。 「運命の恋」なんて信じちゃいない。今まで一度もそんなことはなかったし、この先もきっとないだろう。ただし、映画の中なら話は別だ。ある種…

「ラブレス」

「ラブレス」YEBISU GARDEN CINEMAにて。2018年4月7日(土)午前11時より鑑賞(スクリーン1/F-7)。 失踪事件をめぐるサスペンスは多数あるが、事件の真相そのものよりも、それが巻き起こす人間模様に重点を置いた作品も目につく。 「父、帰る」(2003年…

「ダンガル きっと、つよくなる」

「ダンガル きっと、つよくなる」TOHOシネマズシャンテにて。2018年4月6日(金)午後1時10分より鑑賞(スクリーン1/E-10)。 女子レスリングといえば、最近の日本ではパワハラ問題で大騒ぎになっているわけだが、そんな暗い話題を吹き飛ばすかのような映…